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1月9日(土)バリ島旅行記(2日目)
2日目の朝は、起きるのがしんどかった。
6時半起床、8時にロビー集合である。ガイドはサナさん。
日本語堪能で、バリの歴史や宗教に精通しておられ、細やかで優しくて気さくな方であった。

初めに木彫りの村マスに行く予定だったが、近年木彫りが流行っていないという理由もあり、お土産屋さんへ。
値段もそんなに高すぎず、ある程度欲しいものが揃っていたので楽しかった。
1時間ほどいたかった。石鹸やキーホルダーを買った。
我が家の小学生達にも付き合いがあるだろうから、「お友達とお揃いにしられ」と言って、買ってあげた。

バリには、銀細工(トゥルク)の村、家具の村、木彫りの村(マス)等工芸品の種類によって、それぞれ村があるらしい。
最近は木彫りが不人気で、アジアン家具が人気。木彫りの店は家具屋さんに変わっているとのこと。
バリでは凧も人気で、ガルーダや蝶の形のカラフルな凧が売っているのが車窓から見えた。

次はゴア・ガジャ遺跡。10世紀にオランダ人によって発見されたが、前方の石が積まれた部分が何だったのか、
いまだにはっきりしていない等、想像をかきたてられる。
水浴びの場所も発掘されたが、神様の水なので浴びてはいけないということになり、沐浴場は使われていない。
代わりに、魚がたくさん泳いでいた。
ボマ(守り神)の口の形をした入り口に入った。遺跡の中はじっとりと暑かった。
壁をくりぬいて作った寝台と瞑想用の場所、ブラフマン(創造神)・シヴァ(破壊神)・ヴィシュヌ(守護神)の3つのリンガがあった。
バリでは、3という数字に意味があるそうで、沐浴の時も頭に3回水をかけるらしい。
密林の中の遺跡ということで、N氏と感動していた。

象の頭をしたガネーシャ神は、シヴァの息子である。
母・パールバティと家にいた時に、父・シヴァがやってきた。
パールバティが入浴中であったため、ガネーシャはシヴァを家に入れなかった。シヴァは怒り、ガネーシャの頭を切り落とした。
そして、ガネーシャは象の頭になった。
Mはこのエピソードが心に残ったらしい。

ティルタ・エンプル(聖なる泉)へ。この日はシヴァの祭りの翌日で、沐浴にはもってこいの日らしく人だかりができていた。

寺院に入るときは、バティックという腰巻や、頭に布を巻く。集中するためである。
成人になると、犬歯を削る。欲望を抑え、集中するためという。
私も日本には除夜の鐘と108の煩悩の話をしたら、ガイドさんは驚いていた。

昔、近くにいたマヤダナワ(悪魔)を、インドラの神が殺した。悪魔は人を取って食べていたので、住民はインドラに感謝した。
インドラが針を刺した場所からこんこんとわき出たのが、この聖なる泉である。
家族連れがバイクで来ていて、お供えをして、沐浴をして、帰りに木陰でお供えを食べてとアットホームな雰囲気だった。
蛇つかいもいた。

「バリの人は大きなものを崇拝します。例えば、大木。
そして、お供えをします。祈ります。家族のために、みんなのために、バリのために祈ります。
そして、世界の平和を祈ります。」
世界の平和は、こうやって祈りの力で保たれているのかもしれない。
ガイドさんの澄んだ瞳の光に、宇宙の深淵を見た気分だった。

バリでは物価が以前の10倍に高騰しており、最近では、庶民が家や車が買えなくなった。家族4人で1台のバイクに乗るという。
また、バリには信号機がない。信号機の代わりに、ヒンズー教の像がたっている。
巨大な赤ちゃんの像もあった。魔よけだそうだ。
N氏「運転手さん達、何気なく運転しているようだけど物凄いテクニックだよ」

バリではお坊さんはなり手がいない職業である。お坊さんにはグレードがあり、職業ではなく全てボランティアである。
誰もなりたくはないが、年を取ったり、嫌なこと(病気など)が重なったりした時に村の会合で「お坊さんになりなさい」と言われたり、
ケチャでトランス状態に陥った際に、「あなた、お坊さんになりなさい」と村の長老から言われたりして、なるべくして、なる。
お供えを作ったりして、少しの収入を得ることができる。
昔は、家を建てるときに20万円くらいのお供えを出す家もあったが、今では少ない。

キンタマーニ高原とバトゥル山・湖を眺めつつ昼食。広々とした景色。絶景である。
1917年と1999年に噴火はあり、1917年の時は人がたくさん亡くなり、キンタマーニの人口が減ったらしい。
先住民族のバリ・アガが住んでおり、見た目はバリ人と変わらないが、風葬の習慣がある。
物売りがキーホルダーを売っていたが、値札がないので目を伏せた。
ミカンとコーヒーの栽培が盛んで、肥料には牛の糞を使うため、ハエがたくさんいる。
料理にたかってくるので、子供たちが「えい、えい!!」と追い払っていた。

ジャコウネコにコーヒーの実を食べさせ、ジャコウネコの腹の中で発酵させ、糞として出したジャコウネコのコーヒーは
人気があり、中でも天然のものは高価である。アラビカ珈琲といい、150グラム=5,000円程度との事。

道中、ガソリンを瓶で売る店あり。商売いろいろ。

テガラランはヤシの木やスターフルーツの木がある以外は輪島の千枚田みたいな雰囲気である。
スパクという水利を分けるための組織があり、頂上に寺を作り、祭りは年2回。
稲刈りは人を雇って行い、対価は米で払う。

ウブド王宮へ。ウブドにはカンドゥル王という王様がおり、芸術を好み、アントニーオ・グランコ等オランダの絵描きを
バリへ招いた。そのため芸術が盛んであり、オランダ人が多く住んでいたため、戦火を免れた。
ウブドの語源は「UBAD(ウバッド・薬)」であり、8世紀に僧侶マルカンディアが開拓民を連れてきた。
暑かったが、近くの川に入ると気持ちがよく、まるで癒してくれる薬のようだったので地名がウブドになった。

王家の人はお金持ちで、優しくて、今でも皆から尊敬されている。
いくつもホテルを経営しており、実際にウブド王宮に宿泊もできる。毎晩王宮で芸能が行われるが、王家は場所を貸し出すだけで、お金は取らない。入場料は全て、出演者に入る。

バロンダンスに出てくるバロン(善の神)に対するラング(悪の魔女)の像が、何故か王宮にある。
「普通は魔女の像は置かないが、魔女を祀ることで魔よけとしているのだろう」とガイドさん。

観光地をたくさん回って、貴重な体験をした。最後には眠くなったが、なんとか起きていた。
素晴らしいガイドさんに感謝。

夜は、疲れたためかN氏も私も不機嫌だった。
N氏が「夕食の店は任せるね。調べておいてね」と行ったくせに、
クタへ向かう途中、「いつまで歩かせる気だ。その辺にも店はあるだろ」と言い出したので、近くのイタリアンレストランへ。
パスタを食べた。子ども達も満足。

明日はゆっくりしよう。ということで、22時就寝。
プロフィール

柚木みやび

Author:柚木みやび
柚木みやびの日記&エッセイ。 2006.11.9~ 
Copyright(c) Miyabi All Rights Reserved.
(プロフ画像はしいたけさんの絵本から拝借しています)


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