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几帳の裏の控え室
結婚式場巫女をしていた時、几帳の後ろに四畳くらいの小さな控え室があり、そこに巫女5~6人が詰めていた。一回の式に、巫女は2人要る。人手が足りない時は、受付の綺麗なお姉さんが駆り出されてきて巫女になった。隣に水屋と宮司さんのデスクがある。結婚式が終わると、金字で「寿」と書かれた朱塗りの杯を集め、水屋で洗って綺麗に拭く。鶴亀のお菓子、結び昆布、新しい杯を敷紙にセットして次のお式の準備が完了する。式が連続する時は、結構大忙しだ。結婚式が始まると、式場前の入口から新郎神父を誘導し、お神酒を注いだ。空き時間はその控え室で雑誌を読んで過ごした。お昼になると、弁当が出た。この空き時間、私はいろんな事を考えていた。巫女の仕事についてのやりがいとか、将来の事とか弓の事とか恋愛の事とか。あの頃は叶わない片思いをしていた。小さな窓から紅葉を見ては、物思いにふけった。結婚式の仕事は好きだった。これから人生を共に歩んでいくご夫婦のお手伝いができるわけだから。いつか自分も素敵な花嫁さんになりたいなと思いながら、一組一組の方の幸せをお祈りした。本当に、素晴らしいお仕事をさせて頂いたと思う。社会人になった今、あの頃を振り返ると、真面目に仕事はやっていたんだろうけど、なにぶんに学生だったので、ちゃんと出来ていたかとか、きちんと礼儀正しく人に接する事が出来ていたかが心配になる(悩)。他の巫女さんたちは、私の事を「柚木」と呼んでいた。変なヤツと思われていたに違いない(笑)。でも本当に、いい仕事だった。お世話になった宮司さんとお母様。今年はお手紙とお歳暮を贈ろうかな……(^-^)。
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柚木みやび

Author:柚木みやび
柚木みやびの日記&エッセイ。 2006.11.9~ 
Copyright(c) Miyabi All Rights Reserved.
(プロフ画像はしいたけさんの絵本から拝借しています)


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