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『平成の巫女 「まごころ」を継ぐ娘たち』 佐野 裕(原書房・2003)
2006/12/02のBlog
[ 10:24 ] [ Jinja(巫女体験記&神社) ]
[ スライドショウ ]

表題の本を読んだ。
数年前、私が神社にアルバイトに行っていた時も感じていたことなのだが、いま、神社が絶滅寸前だ。

自然や神様に対して感謝の心を持つ人も少なくなったし、巫女のなり手もいない。
なり手がいない、と言っても「巫女さんの衣裳が着てみたい」という人ならいそうだが、巫女装束を纏うにはそれなりの資質が必要と考える。
礼儀作法や神様を敬う心が無ければ、単なるコスプレでしかない。

この本に出てくる巫女さんも答えていたが、まず礼儀正しさや素直な心が必要、茶髪やピアスなんてもってのほか。

本を読むと、最近では神職の指導を素直に受け入れられない新人巫女もいるとか。

私は学生時代、(巫女バイトへ行っていたからもあるのだが、)ずっと黒髪で通したし、ピアスは空けなかった。

最近の雑誌を見ていると、お正月の晴れ着にカチューシャを合わせたりピアスを合わせたりネイルをしたり、というコーディネイトだが、あれは邪道だと思う。

2日間アルバイトへ行ったある神社で出会った同じ巫女バイト。
私が後日彼女のいない時に奉職した際、世話役の方が「もう一人の巫女さん、携帯でずっと彼氏に電話していた」とか、別の巫女先輩が「あの子、コンパクトばっかり見ていてマスカラで睫毛ばっかり上げていたよ」とか言っており、ショックを受けた。

今、教育再生会議がどうとか行っているが、まず学校より家庭。先生より親に対して指導が必要なんじゃないかと思う。
モノやお金が必要だから、親は子どもをそっちのけで働く。親はストレスがたまる。寂しい子どももストレスがたまる。ストレスのたまった者同士が、苛めたり傷つけたり殺したりして、また憎しみを生む。その連鎖。
日本の社会が民主主義だから仕方ないけれど、拝金主義、物質主義じゃなくて、もっと大事なものがあるでしょうと思う。

そうして、モラルが損なわれる。ライブドアのように、”ラクして儲けたい”という人が増える。結果、本当に払わなければいけないものをケチったり、犯罪に手を染めたり。
ラクして儲かる、なんてそんな上手い話ないでしょ? と思う。
税金や給食費の未納問題、強盗、殺人…。
今でさえこんなに酷いのだから、あと十年、二十年後には、もっとひどい社会になってしまうだろう。
毎日生きていられることに感謝したり、子どもやお年寄りを大事にしたり、食べ物を大事にしたり。
マスコミもいけない。次々新しい物を宣伝するから、みんな物を大事にしなくなる。
内面より外面を意識する人ばかりになっている。

巫女の話題からそれてしまったけれど、最近の神社の衰退は世の中全体の危機を表しているのだろう。人々が自然を「畏れる」ということを知らなくなって来ているものね。

どうしたら、皆が優しさや道徳心を取り戻せる社会になるのかな。
やっぱり、一人一人の意識が大事だと思うから、私や周りの友人から、そういう思いやりを広めていければいいなと思う。
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柚木みやび

Author:柚木みやび
柚木みやびの日記&エッセイ。 2006.11.9~ 
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(プロフ画像はしいたけさんの絵本から拝借しています)


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